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活性酸素が身体に溜まると悪影響を及ぼすこともある

体内で生成される疲労物質

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免疫プロセスでも活躍

私たちの体内では、常にエネルギ−が消費されています。その際に生成される物質には様々なものがありますが、その中でも重要なものの一つが「活性酸素」です。これは、細胞内にあるミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官がエネルギーを消費する際に放出されるものです。これは、一般には疲労物質として知られています。ここで、知っておくと良い知識があります。それは、活性酸素は疲労物質として機能するだけでなく、免疫のプロセスにも関わっていることです。活性酸素は非常に反応性が高い物質で、細胞膜の構成成分である脂質や、細胞内外で様々な機能を発揮するたんぱく質、そして遺伝情報を含むDNAなどと反応して、それらにダメージを与えるのです。免疫のプロセスにおいては、外界から侵入してきた菌やウイルスを攻撃することが必要となります。この時、免疫細胞は活性酸素を意図的に放出して、対象を攻撃するのです。つまり、活性酸素は悪い物質なのではなく、私たちの健康を守る重要な分子なのです。

疲れる前にサプリを服用

この「活性酸素」は、運動した時や筋肉をたくさん使った時に生成されるので、疲労物質としても機能します。この疲労物質は先述したように、細胞内の様々な分子にダメージを与えるので、それが蓄積すると疲労として表れます。そのため、この物質を速やかに取り除くことが疲労から回復するために重要な工程となります。従来は、疲労したら疲労物質を取り除くサプリメントを服用するスタイルが主流でした。しかし、今後はこれに加えて新しい服用法が登場しています。それは、疲労が溜まる前にそのサプリメントを服用しておくという単純な方法です。これは、スポーツ選手などの身体に強い負担がかかる職業の人がよく用いている方法です。これは、実はサプリメントの作用機序を踏まえた服用法です。なぜなら、サプリメントは服用した直後に効果が出るのではなく、消化されて血中に入り、全身に行き渡るまで数十分から数時間かかるからです。